ウェブの世界には、多種多様なWEBサービスが広がっています。今回は、その中でも代表的なサイトの種類についてご紹介しましょう。
ECサイト(Electronic Commerceサイト)
ECサイトとは、商品やサービスをインターネット上で販売するためのサイトです。
いくつかのタイプが存在します。
ショッピングモール型: 例えば楽天市場など、多くのショップが集まっているタイプです。ショッピングモール内で様々な商品が購入できます。
直営型: 企業自体がECサイトを運営し、自社商品やサービスを提供します。
ASP型: ECサイト専用のアプリケーションソフトを借りて運営するタイプです。自社でサイトを開発する手間を省くことができます。
検索サイト
検索サイトは、WEBページの検索機能を提供するサイトです。
日々の情報収集や調査に欠かせない存在です。
代表的な検索サイトとしては、GoogleやYahoo! JAPANがあります。
これらの検索エンジンは、2010年にGoogleのものに統一されましたが、実は異なる特徴が存在します。
補助キーワードと呼ばれる検索ワードの提案機能は、両社間で異なるロジックを持っています。
Yahoo!はユーザーの動きをトレンドと捉え、Googleはキーワードの出現頻度に基づいて補助キーワードを表示します。
SNS
SNSとは、Social Networking Serviceの略称で、コミュニケーションネットワークを築くことを目的としたサイトです。Facebook、Twitter、Instagramなどがその代表です。
SNSでは会員が自身のプロフィールや写真を公開し、他のユーザーとリアクションをしたり、メッセージのやり取りを行うことができます。
SNSは、人々とのつながりを形成する場所でもあります。
年齢や趣味といった属性をもとに人間を検索し、新しいつながりを築くことができます。
しかし、その行動が行き過ぎるとプライバシーの侵害や犯罪に繋がることもあるため、注意が必要です。
ライブ配信サービス
Youtubeなどの動画サイトでは、編集された動画を配信しています。
一方で、近年では無編集、一発撮りのライブ配信サービスも盛んになってきています。
Youtubeライブや、ニコニコ動画のニコニコ生放送、またライブ配信専門サービスのTwitchや、17Liveなどのサービスがあります。
ライブ配信サービスでは、プロミュージシャンの演奏が聴けたり、一般の人々が雑談をおこなったりして、コメント機能を使って視聴者とのコミュニケーションを楽しんでいます。
また、スーパーチャットと言われる、いわゆる投げ銭機能を使って、金銭の授受も行われています。
一般にスーパーチャットはコメント欄で目立つ仕様になっており、配信者からのレスポンスがもらえやすかったり、視聴者間でもコメントをもらえたりします。
ライブ配信サービスは近年、オンラインマーケティングの場にもなりつつあります。
それぞれの配信者が固有のファン層を作っており、自社の商品やサービスを売り込みたい客層にダイレクトに宣伝を行うことができます。
ウェブ上には、さまざまな種類のサイトが存在し、それぞれが独自の役割と特徴を持っています。
その中から、自身の目的やニーズに合ったサイトを選んで活用しましょう。